永濱 正恭
Masanori Nagahama
2012年 中途入社
所属 福岡店(取材当時)
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自らの苦い経験を活かして
レースが好きでMotoGPを見ていたので、ダイネーゼはバレンティーノ・ロッシが着ているツナギのメーカーだということは知っていましたが、ブランドの経緯とか特徴とか、そういうのは全く知らなくて。ただ、バイクで事故を起こしてしまったことがあるので、当時からプロテクターの安全性には人一倍関心がありました。ロッシが着ているツナギのメーカーだし、ダイネーゼなら信頼できそうだとも思っていました。
とはいえ、専門的なことは何も知らない状態だったので、ダイネーゼの安全性に対する取り組みなどは、この仕事に就いてから学びました。
ダイネーゼのユーザーに限らず、やはり全てのライダーにケガをしてほしくない。自分の苦い経験を活かして、少しでも多くの方にプロテクターを普及させたいという気持ちが根底にはありますね。
初めは主に接客を担当していましたが、現在はストアマネージャーとして店舗運営全般を任されています。接客はもちろん、在庫や売上の管理、求人募集の際の面接から、イベントの企画まで、店舗運営に関わることほぼ全てに携わっていると言えます。
日によって異なりますが、出社後はまずメールをチェックなどデスクワークを片付け、オープンの時間を迎えてお客様がいらっしゃれば接客し、それ以外の時間は商品の発送業務などを行っています。
また、お客様を招いたツーリングなどを予定している時期であればその準備もします。バイク販売店ならともかく、私たちのようなショップがそういったイベントをするのは珍しいので、お客様にも喜んでいただけているようです。ルートをどうするか、食事はどこで何を食べるのか、参加者のみなさまをどうアテンドするかを本部と一緒になって考えたりする、なんて仕事もあります。ただ、やはり自分は接客が楽しいですね。
コロナ禍においては、ネットでも買い物ができる時代にわざわざ店舗まで足を運んでくださるお客さまに対し、どのように接すべきかを改めて考えるいい機会になりました。常連さんのなかには10年くらい足繁く通ってくださる方や、ツーリングの帰りに立ち寄って土産話をしてくださる方もいます。そういった方に商品の話をすることは全然ないにもかかわらず、帰り際に「あ、これ買うんだった!」なんておっしゃって買い物してくださるのは本当にありがたいです。
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わざわざ来店された方をどう迎えるか
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自分のスタイルを見つけてほしい
ユーロギアはわりとフランクなところがある会社なので、居心地はいいです。もともとダイネーゼの大ファンというわけではないので、「辛かったら辞めればいいや」くらいの気持ちで始めた仕事でしたが(笑)、10年以上楽しく働けています。素直で真面目な方と一緒にお仕事したいなとは思いますが、さらにバイクが好きだったり、ダイネーゼに興味があったりするとより働きやすいのかもしれません。自分が最初はそうじゃなかったので、偉そうなことは言えませんが……(笑)
後輩の育成も店舗運営の大事な仕事で、そこは会社の方針がしっかりあります。しかし、お客さまとどのように接するかは個人の感覚的な面が強いですよね。ひとりひとりが自分の仕事のスタイルを見つけられるようサポートしたいと思っています。
2012年入社。ヤマハのYZF-R6との出会いでスポーツライディングの楽しさに目覚め、若いころは“朝練”を楽しんでいた時期も。現在はイタリアンなスーパースポーツ系モデルを2台所有。
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