Future Age

転倒防護用エアバッグベルト

FUTURE AGE

転倒防護用エアバッグベルト

転倒時の安全性対策

FutureAge(フューチャーエイジ)とは、主にシニアやリハビリ中の方が転倒した際、腰や大腿骨頭を保護するためのエアバッグベルトです。

特別に設計されたエアバッグベルトは薄型で軽量。
装着するだけで、センサーが転倒を感知し自動で膨らみます。

エアバッグ作動後には専用のキットを使用することで、簡単に再利用も可能です。

なぜエアバッグが必要なのか?

大腿骨近位部骨折を経験した65歳以上の患者のうち、実に4人に1人(27.3%)が1年以内に亡くなっている事をご存じでしょうか?

高齢者の転倒は、深刻な問題です。
毎年、4人に1人以上の高齢者が少なくとも1回の転倒を経験(※1)しており、これはその後の転倒リスクを大幅に増加させ、転倒を経験していない人に比べ、可能性は2倍になります(※2)。

日本においては、高齢者の腰部骨折の主な原因は「転倒」であり、特に大腿骨近位部骨折においては、転倒が発生原因の約77.7%を占めています。​90歳以上の高齢者に限ると、その割合は84.1%にのぼります(※3)。

さらに深刻な問題として、Jorma Panula らによる2011年の研究「Mortality and cause of death in hip fracture patients aged 65 or older」によると、フィンランドで大腿骨近位部骨折を経験した65歳以上の患者のうち、実に4人に1人(27.3%)が1年以内に亡くなっているデータが示されています(※4)。

FutureAgeは、高齢者を転倒による怪我から守り、安心感のある生活とアクティブな未来を提供します。

※1 Centers for Disease Control and Prevention, USA による / ※2 Al-Aama et al.(2011)  による / ※3 高齢者の転倒予防の現状と課題、大高洋平、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 による /  ※4 Jorma Panula et al. (2011) による

エアバッグが作動する仕組み

FutureAgeは、着用者の「体の動きを検知する加速度計」および「体の傾きを検知するジャイロスコープ」を搭載した、特許取得済みのシステムを基盤としています。

ウエストに内蔵されたシステムが、各センサーから送られるデータをリアルタイムで解析。危険な状況を識別するアルゴリズムをもとに転倒を事前に察知し、地面との接触前にエアバッグを作動させ、効果的に体を保護します。

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エアバッグの信頼性

PPE認証

独立した認証機関により、PPE(個人用防護具)カテゴリIIの認証を取得。

200以上の転倒データ

および17の異なるシナリオを学習させたアルゴリズム。

60ms(0.06秒)

エアバッグの起動にかかる時間はわずか60ms。

+86%

認証基準値と比較して86%高い衝撃吸収性能。

転倒時の作動イメージ

普段のウォーキング、リハビリテーション、転倒のリスクは様々です。

万が一の転倒時にどのように起動し、身体を守るのかを確認しましょう。

転倒時に、どこを守るべきか?

高齢者の立位からの転倒は、ヒップ(股関節や大腿骨頭周辺)骨折の主なリスク要因です。
そして骨折は、自立した生活の質、生存率に大きな影響を及ぼします。

医療研究により、側面・外側への衝突を伴う転倒が、この骨折と最も関連していることが示されており(※1)、プロテクターを使用することは、こうした骨折の発生率を減少させ、効果的な予防策であると証明されています。(※2)

※1 Yang Y. et al. (2020) による / ※2 Korall et al. (2019)による

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大腿骨頭の骨折を防ぐ.jpg__PID:7d8bdca4-c28f-4862-8313-e8931eb8ef14

大腿骨頭の保護

本製品は、様々な研究結果から、主に大腿骨頭(図赤丸)を含む、股関節周辺を保護するために設計されました。

前述のグラフのうち、骨折を含む致命傷になりやすい前後外側からの衝撃を吸収し、健康的な生活の維持を実現します。

その他の仕様について

転倒防護用エアバッグベルト

エアバッグ

60ミリ秒(0.06秒)で自動膨張し、身体を守ります。

転倒防護用エアバッグベルト

軽量350g

重量は約350g、あらゆる服装で快適に着用できます。

転倒防護用エアバッグベルト

自動で起動

フロントバックルを閉じるだけで使用可能です。

転倒防護用エアバッグベルト

バッテリー内蔵

30時間の利用が可能、USB-Cケーブルで充電します。

転倒防護用エアバッグベルト

PPE認証

第三者機関によりPPE カテゴリー II としてCE認証。

転倒防護用エアバッグベルト

カートリッジ交換可能

起動後はガスカートリッジを交換すれば再利用が可能です。

製品の使い方について

FutureAgeの使い方を、動画でご確認頂けます。

本製品を使用するためには、最初に「D-ALERT」アプリ(iPhone/Android)をダウンロードし、ユーザー登録が必要です。登録を行うことにより、適切なアフターサービス受けることができます。

なお2回目以降の使用に、アプリは必要ありませんが、各種設定をいただくと緊急通知システムなどより安全性を高める機能をご利用頂くことも可能です。

Q&A

FutureAgeは身体に装着する転倒防護用エアバッグベルトであり、身体の動きを認識し転倒時にエアバッグを膨張させ、地面との衝突から大腿骨と腰部を保護します。
D-Alertアプリと連携することで、ヘルプ信号とリアルタイムの位置情報を、あらかじめ設定した連絡先に送信することも可能です。

転倒による大腿骨と腰部への損傷リスクが高い方を対象としたPPE(個人用保護具)です。
歩行に不安がある方、転倒や腰部損傷のリスクが高いシニアの方やリハビリ中の方を対象としています。

また、パーキンソン病、てんかん、アルツハイマー病、運動失調などの病気により転倒リスクが高い若年層や、過去の股関節手術や人工関節置換術を受けた人々にも、プロテクションを提供できます。

はい。システムが作動した場合、ガスカートリッジを購入し、交換することで再利用できます。
交換手順については、ユーザーマニュアルやオンラインのチュートリアルをご覧ください。

バックルを閉じると自動的に電源が入り、約20~30秒後にエアバッグが作動可能な状態になります。
バックルを外すと自動的に電源がオフになります。

6つのサイズ(XS、S、M、L、XL、XXL)からお選びいただけます。

各サイズには調整システムがあり、体型に合わせて調整可能です。
ヒップの周囲を測定し、サイズガイドと比較して選択してください。

本製品は、「日常生活の通常の動き(座る、しゃがむ、横たわる、階段の昇降など)」と「転倒」を区別できるアルゴリズムを備えています。
また第三者機関による厳格な安全認証(PPE カテゴリー II)を取得し、個人用防護具(personal protective equipment:PPE)として認められております。

さらに基幹システムそのものは、警視庁白バイ隊が使用する「モーターサイクル用エアバッグベスト」や、海上自衛隊ほかが採用する「高所作業用エアバッグベスト」にも転用されており、高い信頼と実績を得ています。

ただし、「転倒のアルゴリズムと一致した場合」に起動するデバイスですので、急激な動きや転倒に似た動作(例えば急にソファに倒れこむなど)は、予期せぬ起動を引き起こす可能性があります。着用時には十分ご注意の上、急な動きはお控えください。
なお、ジャンパーやジャケットの下、またはズボンやスカートの下など、様々な方法で着用できます。
その際、エアバッグが作動するスペースが確保されていることを確認してください。

バッテリーは約30時間持続します。
デバイスの正面またはD-Alertアプリで充電状況を確認できます。USB-Cケーブルで充電が可能です。

水または中性洗剤を使用して湿らせた布で清掃してください。
システムを含むため、機械による洗濯、浸けおきや手洗い、研磨材の使用は避けてください。

独立した認証機関によるテストを経て、カテゴリーIIの個人用保護具(PPE)として、CE認証を取得しています。
このテストには、アルゴリズムの精度やエアバッグの動作能力など、多岐にわたる項目が含まれています。

基幹システムそのものは、警視庁白バイ隊が使用する「モーターサイクル用エアバッグベスト」や、海上自衛隊ほかが採用する「高所作業用エアバッグベスト」にも転用されており、高い信頼と実績を得ています。

D-Alertアプリは、FutureAgeの初期設定に必要です。
ユーザーを登録し、FutureAgeをスマートフォンと連携させる役割を果たします。

またアプリの設定により、転倒時には緊急ビデオ通話を送信(緊急連絡先の設定が必要)するほか、簡単にデバイスの状態を確認できるようにします。

初期設定でのみ、必須です。
まずD-Alertアプリをダウンロードしてユーザー登録と製品連携を行ってください。
この手順を完了しない限り、FutureAgeを使用することはできません。

初期設定を完了した後は、使用する必要はありませんが、D-Alertアプリを利用することで、安全性をさらに向上させるための個別設定(緊急連絡先の追加や支援要請の送信など)が行えます。

操作についての詳しい方法は、チュートリアルビデオをご確認頂くか、カスタマーサポートへお問い合わせください。

いいえ。
直立姿勢を基準とし、通常の歩行速度での転倒に対してのみ、保護を提供するようテストおよび認証されています。

いいえ。
本製品は、個人用防護具(personal protective equipment:PPE)として認証を受けています。メディカルデバイスではありません。

転倒時、地面や床からの衝撃に対し、ヒップ(腰~臀部の側面、および骨)を保護します。
部位としては、大腿骨頭を含む股関節周辺を保護します。

上述の図にもある通り、側面・外側への衝突を伴う転倒が、骨折と最も関連していることが示されています。
腰部プロテクターを使用することで、こうした骨折の発生率を減少させ、長い健康年齢を提供します。

なお尾てい骨などそれ以外の部位について問い合わせを受けることがあります。
これらも重要な箇所ですが、ヒップ全体を覆うようなエアバッグ構造の場合、面積やガスカートリッジの容量も増え、重く扱いづらい製品になってしまいます。
そのため本製品は、最も重要な箇所に集中することで、より軽量化を目指しています。

製品をレンタル

月々11,000円(税込)のレンタルサービスを提供。
本格導入前のテストとして、ご活用いただけます。

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転倒防護用エアバッグベルト Future Age

Code3d1005


販売価格 ¥99,000 (税込)

商品説明

Future Ageとは

主にシニアの方が転倒した際、腰や大腿骨頭付近を保護するためのエアバッグベルトです。

この特別に設計されたエアバッグベルトは薄型で軽量、使いやすく、装着時にバックルをカチッとあわせるだけ。特別なスキル無しで自動で膨らみます。

万が一の作動時には、専用のリチャージキットを使用することで簡単に再利用も可能です。

大腿骨頭を守ることの大切さ

大腿骨頭は、股関節を形成する重要な部分であり、歩行や立ち座りといった日常動作を支える役割を果たしています。
この部位を守ることは、シニア世代の方の健康と生活の質を維持する上で非常に重要です。

  1. 骨折のリスクと影響
    大腿骨頭の損傷や骨折は、特に高齢者において寝たきりや身体機能の低下につながる可能性があります。骨折後の回復には時間がかかり、場合によっては合併症が発生するリスクもあります。

  2. 生活の質の維持
    大腿骨頭を守ることで、日頃の移動能力を維持でき、健康寿命を延ばします。独立した生活を続けることが可能になります。

  3. 予防の重要性
    エアバッグベルトなどの補助具を活用することで、転倒時の衝撃を軽減し、安全性を高めることが可能です。

どのようにエアバッグが開くのか

FutureAgeは、特許取得済みの技術で、「身体の動きを検知する加速度計」および「身体の傾きを検知するジャイロスコープ」のシステムを基盤としています。

ウエストに内蔵されたシステムが、動作パターンを解析。
危険な状況を識別するアルゴリズムを元に、転倒を感知します。
地面への衝突前に、エアバッグを作動させ効果的に身体を保護します。

エアバッグの膨張方式:CO2カートリッジ
本体重量:350g
最大幅:70mm / 最大厚み : 30mm
サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL
バッテリー寿命:30時間
本製品パッケージに含まれるもの
- ユーザーマニュアル(完全日本語版)
- Future Age本体
- 充電用ケーブル (アダプターは同梱されておりませんので、家庭用コンセントに適したものをご用意ください)
日本国内の正規取扱店でご購入いただいたD-air Lab製品には、ご購入日から1年間の無料修理保証が付随します。
お問い合わせ からご相談ください。

期限を過ぎた場合、使用の有無にかかわらず、対象外となりますので予めご了承ください。

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