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プロテクターユーロギア公式ブログ

バイク用腰プロテクターの選び方やおすすめ商品をご紹介

公開日:2025年7月23日
執筆者:ユーロギア編集部

 バイクに乗る際は様々なプロテクターを着用することで、怪我を防いで安全にライディングを楽しむことができます。

プロテクターの中でも代表的なものとして、脊髄(背中)、胸、肩、肘などが挙げられますが、より怪我のリスクを軽減させるためには腰プロテクターの着用もおすすめです。

また、ライディング中は常に座っていることになるため、腰に痛みを抱える人は、腰痛を抑制する“サポーター”として効果がある、バイク用の「ランバーサポート」を着用するのがよいでしょう。

ライディングにとって“腰”は非常に重要です。 その腰を保護するバイク用の腰プロテクターや、腰をサポートするランバーサポートの役割や選び方、おすすめ商品を紹介します。 

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バイク乗車時に腰プロテクターが必要な理由

バイクでの転倒や事故など、万が一のアクシデントはいつ、どんな時に起こるかわかりません。

さらに、どこにどれだけのダメージを受けるかどうかも予想できないため、ライディングから日常生活まで重要となる「腰」の保護は欠かせません

転倒によるダメージを軽減するため

バイクは自動車のようにシートベルトが無いので、転倒や衝突があった場合、ライダーは空中に投げ出されたり、路面を滑ったりと全く予測不能な動きをすることになります。

その中でも特に加速時や後ろから追突されるような転倒のケースだとライダーは背中側から路面に衝突することが多く、脊髄プロテクターが有効となるのです。

しかし多くの脊髄プロテクターの保護範囲は首下から腰上周辺となり、腰から落ちた場合ダメージは防ぎきれません。 また、停止状態からの転倒、いわゆる「立ちごけ」でも思わぬ怪我をすることもあります。

そうしたアクシデントの時に有効なのが腰プロテクターや、保護エリアが腰まであるバックプロテクターなのです。 一方、すでに「腰痛持ち」として腰の痛みに悩まされている人にはランバーサポートが有効です。 

長時間ライディングによる腰への負担を軽減するため

 長時間のライディングでは、普段腰痛を抱えていない人でも、少なからず腰が痛くなってくるものです。

スポーツモデルの過剰な前傾姿勢は明らかな腰への負担となりますし、長距離を走り続けていると上体を支える腹筋や背筋の疲労により、ライディングフォームが崩れて余計に腰への負担が増えることもあります。

そうした疲労の低減に腰プロテクターの装着が役立つケースもあります。 腰プロテクターの中には、転倒時に腰を保護するだけでなく腰の可動域を制限して、正しい姿勢の維持を目的とした商品もあります。

つまり、そういった商品を選ぶことで「腰の保護」と「腰のサポート」の両方の効果を見込むことができるのです。

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腰痛の予防と軽減にはランバーサポート

バイクは体重移動を行いながらコーナーリングする乗り物です。 また、路面からの衝撃はダイレクトにライダーの体に伝わってくるので、腰への負担は少なくありません。

さらに、過去にぎっくり腰やヘルニアを経験し、日常生活でも腰痛に悩まされている人にとって、長時間ライディングは不安なものです。 そのような腰への負担を低減させ、腰痛の抑制に対して有効なのが「ランバーサポート」です。

ランバーサポートを腰に巻きつけることで、腰の筋肉のサポートを行うと共に、腹筋に負荷を与えて腹圧を高めることで、腰の負担を減らすことができるアイテムです。

腰プロテクターに比べ、フィット感と着圧が高く、激しい動きの中でも腰からズレにくいのも特徴となります。

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バックプロテクターの選び方のポイント2つ

腰を保護するバイク専用の「腰プロテクター」の商品ラインナップはそれほど多くはありません。

そこで、おすすめなのが腰まで覆うような保護範囲の広いサイズのバックプロテクターです。

ここでは、そんなバックプロテクターとその選び方のポイントを解説します。

安全規格がある

腰痛対策や腰への負担低減を目的とした「ランバーサポート」に対し、バックプロテクターは、転倒や事故の時の衝撃から腰(背中を含めて)の保護を目的としています。

バックプロテクターは、CE規格に適合した商品と規格適合外商品とに大別でき、安全性を考えた場合、CE規格品を選ぶのが賢明です。また、MFJ主催のレースに参加するには、CE規格品のバックプロテクター以外の着用は認められませんので注意が必要となります。

CE規格はEUの法律によって定められた安全規格で、認可を受けるには厳格な衝撃吸収試験に通過する必要があり、信頼性の高さが担保されています。

保護面の広さ

バックプロテクターの中には背骨を中心に腰のあたりまでカバーできる商品もあり、腰の保護を行うには広範囲の保護性能を持ったものを選ぶ必要があります。

また、バックプロテクターの中には背骨部分にはしっかりと保護パッドが入っているものの、その周辺は薄いナイロン地になっているものも少なくありません。

軽さや動きやすさの面でメリットがありますが、保護性能は広範囲で期待できないので、できるだけ保護範囲の広いものを選びましょう。

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ランバーサポートの選び方のポイント2つ

腰のサポートを行うと共に腰の保護を行うランバーサポートは、特にフィット感が重要です。 また、機能性の高さも同じように重要です。

長時間の快適なライディングのためにランバーサポートの選び方のポイントを2つ解説します。

通気性のある熱を逃がす構造

ランバーサポートはしっかりと腰に巻き付けて得られる着圧によって、腰をサポートします。 そのため、体にフィットさせることが重要となりますが、フィットするということは一方で、蒸れや夏場の暑さを生じる要因になりかねません。

そこで、ランバーサポートはできるだけメッシュ素材で通気性の良いものを選びましょう。 また、蒸れにより発汗が促されますので、気軽に洗濯できる素材のものがよりおすすめです。

伸縮性が高く動きやすいもの

スムーズなコーナーリングのためには、腰を起点とした体重移動を積極的に行う必要があります。 そういった走りでも、腰をサポートしてくれるのがランバーサポート着用の目的となりますが、走行中に位置がずれたり、外れたりしてしまえば、気が散ってライディングに集中できません。

そこで、ランバーサポートは伸縮性が高く、なるべく動きやすいものを選ぶのが重要となります。 また、サイズバリエーションがある場合は、自分の体型に合ったものを選ぶようにしましょう。

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おすすめのバックプロテクター

上半身の肩、肘、胸に加えて、背中側への保護を重視するならバックプロテクターは欠かせない装備です。 背中から腰にかけて広範囲に保護し、CE規格にも適合した確かな安全性を持つバックプロテクターを3製品厳選してご紹介します。

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腰プロテクターで末永く快適なバイクライフを

日常生活において要となる「腰」をバイクのアクシデントで痛めることがないように、ライディング時には腰プロテクター装着をおすすめします。

ただ、腰プロテクターは商品ラインナップも少ないので、広範囲に背中から腰までを広範囲を保護するバックプロテクターで、かつCE規格品を選ぶのが良いでしょう。

また、加齢や怪我によって腰痛を抱える人は少なくありません。 腰痛を理由にバイクから遠ざかってしまう前に、まずはランバーサポートを使ってみてはいかがでしょうか。 ライディングにとって要となる腰を護り、末永くバイクを楽しむためにも、バックプロテクターやランバーサポートを効果的に使いたいものです。

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ユーロギア編集部

「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。

2025年7月23日公開
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