バイク用ワイヤレスエアバッグの仕組みについて

（記事 : ダイネーゼ台場 2021年2月15日のブログより）

2020年の1月頃から販売を開始した汎用性が高いバイク用エアバッグの【スマートジャケット】は、ダイネーゼ社が25年以上にわたる公道やサーキットでの研究の末に開発された究極の安全装置です。

ワイヤーやハーネスを必要とせず、ベストそのものが事故を判断し、エアバッグを起爆させます。しかもその衝撃吸収力は、従来のバックプロテクター7枚分にも相当します。

では、なぜベストが独自に判断できるのか、今回はその仕組みをご紹介したいと思います。

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バイク用ワイヤレスエアバッグの仕組み

ワイヤレスでどのように事故か否かを判断し反応しているのか気になる方多いと思います。

それは、内臓されている6つのセンサーが毎秒1000回もライダーをモニタリングすることにより瞬時に判断しています。
6つのセンサーうち、回転を見るジャイロセンサーが3つ、瞬間的な動きを見る加速度センサーが3つとなっております。

それらのセンサーが25年以上にわたるデータの蓄積により、エアバッグに必要なシチュエーションを瞬時に判断してくれます。

さらに重要なのは速度を見るGPS。誤作動が無いよう、時速10キロ以上のスピードでないとエアバッグが作動しないようになっています。

では、信号待ちでは作動しないの？って思いますよね。
いいえ、加速度センサーがバイクのアイドリングを感知することで停車中に衝突された場合にエアバッグが作動するように開発されております。

つまり、軽い立ち転けではエアバッグは反応しないように設計されているのです。

万が一エアバッグが起爆してしまっても、DAINESEストアでエアバッグのメンテナンス交換を行っておりますのでご安心くださいませ。

大きな怪我を考えると、これを着られずには居られません。ジャケットの上下のいずれにも着ることができるので、今お持ちのジャケットに組み合わせることが出来るのがとても便利ですよ♪

次回は、ダイネーゼエアバッグのプロテクション能力についてご紹介したいと思います。

※記事内の価格、情報は全て作成時点のものです。最新の情報は各ブランドページをご確認ください。

株式会社ユーロギア

記事作成　ユーロギア編集部

「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。