エアバッグ搭載のウェアでお悩みですか?どのような基準で選んだらいいのでしょうか。
ここではダイネーゼが開発するワイヤレス式エアバッグシステム「D-air®」を搭載した各コレクションについて、ニーズ別の選び方をおすすめします。
なおご購入の際には、日本国内の正規販売店でお買い求めくださいませ。
それ以外でご購入頂いた製品については、アフターサポート(起動後のエアバッグ交換含む)の対象外となります。
INDEX
- サーキット・レーシング
- シティライド~ショート/スポーツツーリング
- ロングツーリング
- お持ちのジャケットと併用したい場合
- スキー競技
D-air®取り扱い店舗を調べる
01. サーキット・レーシング
サーキットで使うためのエアバッグをお探しなら、D-air® Racingを搭載した以下のモデルがおすすめです。
解説記事(ダイネーゼのエアバッグ「D-air®」 その仕組みやスペックを解説)に記載されているように、サーキットでは、D-air® Road搭載モデルを使うことは推奨されませんので、専用のRacingコレクションからお選びください。
メンズ、レディース共に発売しています。
バイク用エアバッグ搭載D-air® Racing の製品一覧へ
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02. シティライド~ショート/スポーツツーリング
街乗りであっても、スポーツツーリングであっても、安全を重視したい場合は、これら一体型のエアバッグジャケットのうち、レザー製品がおすすめです。
特殊な加工がほどこされたレザーは耐摩擦、耐引裂強度にすぐれ、肘やその他エアバッグでカバーできない場所も保護します。「Racing 3」のみ、レディースモデルも発売しています。
また、春夏に使いたい場合は「パンチングあり( 商品名にPREF.が含まれる )」を選びましょう。ジャケット内部の蒸れを解消してくれます。
一方で秋冬に使いたい場合は「パンチング無し」を選びましょう。走行風をシャットアウトし、ジャケット内に暖かい空気をためる工夫ができます。
もし、上下レザーでしっかり揃えたい場合、かつスポーツツーリングの用途であれば、2ピーススーツが視野に入ります。
2ピーススーツは、レーシングなデザインでありながら、見た目以上に着こなしやすく、ツーリング中の高速走行やワインディングで最高を発揮します。メンズ、レディース共に発売しています。
※"スーツ"ですが、搭載されているD-air®はストリート用ですのでサーキットでの使用は推奨されません。
- バイク用エアバッグ・ツーピーススーツ | AVRO D-AIR 2PCS SUIT
- バイク用エアバッグ・ツーピーススーツ(レディース) | AVRO D-AIR LADY 2PCS SUIT
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03. ロングツーリング
ロングツーリングで必要なものは、長時間着用しても疲れない快適さと、天候の変化に対応できる防水性能です。本格的なツーリングギアをお探しの方には、この CARVE MASTER/カーブマスター がおすすめです。
Gore-Tex®フィルムによる高い防水性と、着脱式の保温ライナーによる体温調整機能を備えています。丸1日走り続けるようなタフな環境でも、身体を快適にたもち、またレザー製品と同じエアバッグによるプロテクションが手に入ります。
- バイク用エアバッグジャケット | CARVE MASTER 2 D-AIR GORE-TEX
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04. お持ちのジャケットと併用したい場合
ベスト型のスマートジャケットなら、ジャケットの中にも、外にも着用することができるため、現在お使いのジャケットとも併用が可能です。
- 普段着(Tシャツやパーカー)でチョイ乗り
- ビジネススーツを着てスクーター移動
- ゆっくりとした高速道路ツーリング
- ワインディングでスポーツツーリング
バッテリーも最長で連続26時間。さらに詳しいテクニカルシート、スペックは以下よりご確認が可能です。
ダイネーゼジャパン公式サイト「Smart Jacket」の特集
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05. スキー競技
スキー競技を行っている方で、スキーのためのエアバッグをお探しなら「D-air® Ski」です。
オリンピック金メダリストのソフィア・ゴッジャ、マティアス・マイヤー。有名なリンゼイ・ボンなどのアスリートが既に使用しています。
スキー用のエアバッグは、滑降およびスーパー大回転でのみご使用が可能です。それ以外の競技、レジャーとしてのスキーには対応していませんのでご注意ください。
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※記事内の価格、情報は全て作成時点のものです。最新の情報は各ブランドページをご確認ください。
株式会社ユーロギア
記事作成 ユーロギア編集部
「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。
【特集】バイク用ワイヤレス式エアバッグ「D-air®」の歴史
1995年。ダイネーゼ創業者であるリノ・ダイネーゼは、スキューバダイビング中にこのアイディアを思いつきました。バイク用のエアバッグは、サーキットにおける安全性をさらにもう1段階引き上げることができるだろうと。ここでは、「D-air®」の歴史について、詳しく解説します。
【特集】「D-air®」搭載 バイク用エアバッグ製品の着方について
ここでは、実際にダイネーゼの D-air®製品をご購入頂いたあと、どのように製品を着用するのかについて解説します。
【特集】バイク用ベスト型エアバッグ 6つの特徴。多くのライダーに選ばれる要素を解説。
最新のベスト型のバイク用エアバッグ「スマートジャケット」は、多くのライダーにとって最良の選択となりえます。他にはないユニークな特徴を、ひとつずつ解説していきます。
【特集】自分にあったエアバッグモデルの選び方について
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【特集】バイク用ワイヤレスエアバッグ「D-air®」は、どのようにして事故を判断し、起動するのか。
D-air®には大きく分けて「Racing」と「Road」の2つのシステムがあります。 これはそれぞれ、何が違うのか?どのように機能しているのか?ここでは、D-air®の仕組みについてひとつずつ丁寧に解説します。
【特集】バイク用エアバッグスーツ。レーシングに特化した魅力を解説。
MotoGPでは2018年から、全日本ロードレースでも2020年から、エアバッグの装着が義務化され、エアバッグスーツの存在感はさらに増してきています。ここでは、従来のハードプロテクターに比べてどのくらい安全なのか、どのようなときに起動するのか、コレクション一覧の紹介などについて、全体的に解説をします。
【特集】ジャケット型バイク用エアバッグの特徴について。一体型の魅力を知る
ダイネーゼでは大学や病院、専門的な機関と共に、致命傷となりうるケースや部位について調査を行いました。 その結果、最も守るべき場所は胸であることが判明しています。死に至るアクシデントの理由の多くは、胸への衝撃であることを知っているライダーは決して多くはありません。第3世代のD-air® Roadは、その点を重視してリデザインされました。
【特集】バイク用エアバッグ「D-air®」 その仕組み、選び方、プロテクション性能を徹底解説
D-air®には、レーシング専用/ストリート専用の2つに分かれますが、特にストリート用D-air®は、胸部に対する衝撃を緩和することを重視してつくられたプロテクターです。ここでは、ダイネーゼが開発するワイヤレス式エアバッグシステム「D-air®」について、さまざまな面から解説します。