ダイネーゼが開発したバイク用エアバッグシステム”D-air”シリーズですが、続々と新モデルが登場しました。
今回のブログでは注目のモデルを含めストリートで活躍できる4つのモデルを解説します!


バイク用エアバッグ製品を見る
バイク用エアバッグベスト 警視庁採用プロ仕様モデル | SMART JACKET


最新のエアバッグ搭載型ベスト”SMART JACKET”です。最もシンプルなスタイルのSMART JACKETは、様々な車種やシチュエーションで使用可能なデザインとなっています。また、ベストタイプのアドバンテージとして、ジャケットの内外問わず気軽に装着することが可能という点です。
アームホールはゆとりある作りで、さらに脇には伸縮素材を使用することで、アウターとして使用する場合のフィッティングやスムーズなライディングをサポートしてくれます。
人気の2022年NEWモデル HYDRAFLUX 2 AIR D-Dry JACKETで試着してみました。


試着スタッフは48サイズが適正サイズですが、インナーとして着用するときは50サイズが無理なく着用できました。
インナーに着用するときはジャケットサイズを事前に確認いただくことをおすすめします。
バイク用エアバッグジャケット | SMART JACKET LS



SMART JACKET LSは、SMART JACKETの”LS(ロングスリーブ)”バージョンです。
袖部分にはCEレベル2のプロテクターが装備されていますので、胸部と背中だけではなく、肩と肘もこれ一着で高い保護性能を有することが可能です。
サマーシーズンでは、そのまま着用することで通気性を確保し、気温が下がってきたタイミングでアウターへ防風や防水能力のあるジャケットを着用することでオールシーズン使用可能です。
防風能力のあるソフトシェル素材を使用したIGNITE TEX JACKETの肩・肘プロテクターを取り外し、インナーにSMART JACKET LSを合わせてみました。IGNITE TEX JACKETがタイトフィットのため、着用時は52サイズが快適に過ごすことができました。
バイク用エアバッグジャケット | SMART JACKET LS SPORT

上記でご紹介しましたSMART JACKET LSのスポーツメッシュ・デザイン・バージョンです。
SMART JACKET LSがインナー着用のイメージに対して、こちらはアウターとしての着用を想定しているためデザインや装備が異なります。
胴回りにはSMART JACKETと同様のD-AIRシステムが組み込まれ、肩・肘にはLSに装着されているCEレベル2のプロテクターが標準装備されています。

フィット性もSMART JACKET LSとSMART JACKET LS SPORTに違いがあり、LS SPORTでは胴回りではややゆとりがありました。

胸にはボタン固定式の起動スイッチがあります。
SMART JACKET・SMART JACKET LSはともにジャケット内側にマグネットスイッチが存在するのに対し、アウターにスイッチが装着されているのは、アウターとして使用することをこちらでも表しています。
バイク用エアバッグジャケット | SMART JACKET LS SPORT



防水・透湿能力を持ったD-Dry XTメンブレンを使用した全天候型D-AIRツーリングジャケットです。ツーリングジャケットに最高の安全性と快適性を求めるライダーにおすすめしたい一着です。
こちらのジャケットもSMART JACKET LS SPORT同様にアウターとしての使用を考えられています。こちらのジャケットも肩・肘にはLSに装着されているCEレベル2のプロテクターが標準装備されています。
D-AIRのスイッチやLEDインジケーター箇所は上記の3モデルと比較するとややことなるものの、保護性能は同様のシステムを採用しているため高い保護能力を持っています。
ウエストには大型のサポート状のベルトを備え、ジャケットのインナー枚数や体格によるフィット感の微調整と重量の分散に効果を発揮し、長時間のライディングでも快適に着用いただけるはずです。
いかがでしょうか。
万が一のアクシデントでも高い保護性能をもったD-AIRシステムを採用した4つのモデルをご紹介しました。様々なタイプがあるため、用途やデザインでお好みの一着をお選びください!
着心地や疑問・質問がありましたら、お気軽にご来店ください!システムを熟知したスタッフがお答えいたします!

バイク用エアバッグ製品を見る

D-air®取り扱い店舗を調べる
※記事内の価格、情報は全て作成時点のものです。最新の情報は各ブランドページをご確認ください。
株式会社ユーロギア
記事作成 ユーロギア編集部
「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。
【特集】バイク用ワイヤレス式エアバッグ「D-air®」の歴史
1995年。ダイネーゼ創業者であるリノ・ダイネーゼは、スキューバダイビング中にこのアイディアを思いつきました。バイク用のエアバッグは、サーキットにおける安全性をさらにもう1段階引き上げることができるだろうと。ここでは、「D-air®」の歴史について、詳しく解説します。
【特集】「D-air®」搭載 バイク用エアバッグ製品の着方について
ここでは、実際にダイネーゼの D-air®製品をご購入頂いたあと、どのように製品を着用するのかについて解説します。
【特集】バイク用ベスト型エアバッグ 6つの特徴。多くのライダーに選ばれる要素を解説。
最新のベスト型のバイク用エアバッグ「スマートジャケット」は、多くのライダーにとって最良の選択となりえます。他にはないユニークな特徴を、ひとつずつ解説していきます。
【特集】自分にあったエアバッグモデルの選び方について
エアバッグ搭載のウェアでお悩みですか?どのような基準で選んだらいいのでしょうか。ここではダイネーゼが開発するワイヤレス式エアバッグシステム「D-air®」を搭載した各コレクションについて、ニーズ別の選び方をおすすめします。
【特集】バイク用ワイヤレスエアバッグ「D-air®」は、どのようにして事故を判断し、起動するのか。
D-air®には大きく分けて「Racing」と「Road」の2つのシステムがあります。 これはそれぞれ、何が違うのか?どのように機能しているのか?ここでは、D-air®の仕組みについてひとつずつ丁寧に解説します。
【特集】バイク用エアバッグスーツ。レーシングに特化した魅力を解説。
MotoGPでは2018年から、全日本ロードレースでも2020年から、エアバッグの装着が義務化され、エアバッグスーツの存在感はさらに増してきています。ここでは、従来のハードプロテクターに比べてどのくらい安全なのか、どのようなときに起動するのか、コレクション一覧の紹介などについて、全体的に解説をします。
【特集】ジャケット型バイク用エアバッグの特徴について。一体型の魅力を知る
ダイネーゼでは大学や病院、専門的な機関と共に、致命傷となりうるケースや部位について調査を行いました。 その結果、最も守るべき場所は胸であることが判明しています。死に至るアクシデントの理由の多くは、胸への衝撃であることを知っているライダーは決して多くはありません。第3世代のD-air® Roadは、その点を重視してリデザインされました。
【特集】バイク用エアバッグ「D-air®」 その仕組み、選び方、プロテクション性能を徹底解説
D-air®には、レーシング専用/ストリート専用の2つに分かれますが、特にストリート用D-air®は、胸部に対する衝撃を緩和することを重視してつくられたプロテクターです。ここでは、ダイネーゼが開発するワイヤレス式エアバッグシステム「D-air®」について、さまざまな面から解説します。