最終更新 2024.05.31

国内でもバイク用エアバッグ義務化の動きが進んでいることはご存じでしたか?

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(記事 : ダイネーゼ埼玉三郷 2022年5月3日のブログより)

いざという時に身体を守るエアバッグ。今の時代、車では搭載されているのが当たり前となっておりますが、近年バイク用エアバッグも普及されつつあります。

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MotoGPは2018年から全クラスでエアバッグ着用が義務化されており、レース中転倒したライダーのスーツが膨らんでるのを見た事あるという人も多いのではないでしょうか。

エアバッグの着用義務化はMotoGPだけではなく、国内の一部サーキットでも義務化の動きが進んでおります。

  • モビリティリゾートもてぎ
  • 鈴鹿サーキット
  • HSR九州

上記サーキットにて2017年に18歳以下、2020年に22歳以下がエアバッグ義務化とされています。

そして 2023年1月にかけてモビリティリゾートもてぎ・鈴鹿サーキットでは55歳以上でエアバッグが義務化されることとなりました。2022年はその準備期間として設けられていますが、今後もエアバッグ義務化の流れは進んでいくことが予想されます。

せっかくスーツを買うのではあれば、エアバッグ搭載モデルの方か良いのかとご相談を受けるケースも増えてきております。

今回はダイネーゼのサーキット専用エアバッグ『D-air Racing』搭載モデルをご紹介致します。なお、D-air Racingは、サーキット専用設計の為、公道での使用はできません。

バイク用エアバッグ・レーシングスーツ | MISANO 2 D-AIR PERF. 1PC SUIT

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バイク用エアバッグ製品を見る

MISANO 2に搭載されているD-air Racingは基本的にMotoGPライダーが使用しているシステムと同じ物を搭載しております。オートバイやスマートフォンなどとの接続を一切不要とし、レーシングスーツ単体で動作致します。


ではどのようにして展開するのか疑問になった方も多いと思います。
エアバッグが作動する条件として、

  • 時速50km/h以上の速度がでている時
  • ハイサイド
  • 回転をともなうローサイド

これらの条件を満たした時にエアバッグが作動致します。

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D-airには3つの加速度センサー、3つのジャイロスコープ、GPSを合わせて7つのセンサーを搭載し、これらが1秒間に1000回ライダーの動きや姿勢を読み取っています。

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D-air Racingは骨折のしやすい鎖骨付近と首周りを中心にエアバッグが作動します。
胸や背中はハードタイプのプロテクターで保護できる事が多く、快適な操作性を観点に肩・鎖骨付近に最大限の保護を可能とします。

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エアバッグ自体もただ風船みたいに膨らむのではなく、内部にマイクロフィラメントという特殊繊維を使用することにより、エアバッグの形状や膨らみを均一にしています。この技術のおかげで全領域でバックプロテクター7枚分の強度を保ちます。

エアバッグが展開した場合、そのまま開きっぱなしということは無く、おおよそ5分程度の時間を掛けてゆっくりと萎んでいきます。

また、エアバッグ自体は国内での交換も可能となっており、最短1~2週間で交換が可能です。(※交換用エアバッグの在庫状況で多少納期は変動致します。)

実際にスタッフが着用致しました。着用スタッフは174cm/60kgで、普段ジャケットサイズは48サイズを着用しています。今回はレーシングモデルということでタイトフィットの46サイズを着用しています。

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レザー自体はシリコン樹脂の加工が施されているD-SKIN 2.0を使用しているため、タイトフィットながら動きやすさと強度を両立しています。

全体的なサイズ感は他モデルとそこまで変わりませんが、エアバッグが搭載されている関係で肩周りが若干タイトフィットです。

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エアバッグシステムは胸元のフラップを付けるだけで起動。

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右腕部分にシステムの状態やバッテリー状態を示すインジゲーターも搭載しています。

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裾部分はニット部分の面積を広く取る事でブーツイン/アウトのどちらにも対応します。

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裾部分はニット部分の面積を広く取る事でブーツイン/アウトのどちらにも対応します。

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肩・肘・膝部分にはアルミニウム製のスライダーを装備。転倒した際に引っ掛かりを最小限にするために金属製のプレートを採用しています。

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脇から腰の部分に掛けて特許技術のB-AXIAL構造を採用したシャーリングが入っています。

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タイトフィットながらもライディングポディションが非常に取りやすいのが特徴です。

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エアバッグは全領域で5cm均一に展開するので、エアバッグが入っているハンプから肩の部分にはシャーリングが入っています。

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膝の内側にはニーグリップ時にタンクとの摩擦を高める"ニーグリップインサート"を採用。ハードブレーキングやアグレッシブなライディングの際などにマシンのホールド性を高めます。

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MISANO 2はウォーターバッグが付属しているので、ハイドレーション対応ヘルメットと合わせることでヘルメットを被りながら水分補給も可能です。

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今回ご紹介したMISANO 2は全部で25箇所の採寸を行い、最高のフィティングを与えるサイズオーダー・世界で1着のデザインを作成できるカラーオーダーに対応しています。

納期につきましては、およそ2~3ヵ月前後で納品が可能となっております。(※時期によって多少前後致します。)

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ダイネーゼではMotoGPライダーも使用している、オーダーメイド専用のカンガルーレザーモデルMUGELLO RR D-AIR RACING SUITも御座います。気なる方は、ぜひご試着ください!

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※記事内の価格、情報は全て作成時点のものです。最新の情報は各ブランドページをご確認ください。

株式会社ユーロギア

記事作成 ユーロギア編集部

「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。

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