いざという時に身体を守るエアバッグ。今の時代、車では搭載されているのが当たり前となっておりますが、近年バイク用エアバッグも普及されつつあります。

バイク用エアバッグ着用の義務化が進んでいるサーキット
MotoGPは2018年から全クラスでエアバッグ着用が義務化されており、レース中転倒したライダーのスーツが膨らんでるのを見た事あるという人も多いのではないでしょうか。
エアバッグの着用義務化はMotoGPだけではなく、国内の一部サーキットでも義務化の動きが進んでおります。
- モビリティリゾートもてぎ
- 鈴鹿サーキット
- HSR九州
上記サーキットにて2017年に18歳以下、2020年に22歳以下がエアバッグの着用義務とされました。
そして 2023年1月にかけてモビリティリゾートもてぎ・鈴鹿サーキットでは55歳以上でエアバッグの着用が義務化されることとなりました。2022年はその準備期間として設けられていますが、今後もエアバッグ義務化の流れは進んでいくことが予想されます。
せっかくスーツを買うのではあれば、エアバッグ搭載モデルの方か良いのかとご相談を受けるケースも増えてきております。
そこで今回は、ダイネーゼのサーキット専用バイク用エアバッグ『D-air Racing』搭載モデルをご紹介致します。なお、D-air Racingは、サーキット専用設計の為、公道での使用はできません。
サーキット専用のバイク用エアバッグと起爆条件
MotoGPライダーが使用しているシステムと同じ物を搭載しているMISANO 2は、オートバイやスマートフォンなどとの接続を一切必要とせず、レーシングスーツ単体で動作致します。
バイク用エアバッグ・レーシングスーツ | MISANO 2 D-AIR PERF. 1PC SUIT


バイク用エアバッグ製品を見る
ではどのように、いつ展開するのか疑問になった方も多いと思います。
サーキット専用バイク用エアバッグが作動する条件は、以下のような場合に展開します。
- 時速50km/h以上の速度がでている時
- ハイサイド
- 回転をともなうローサイド

そのエアバッグの起爆を司っているのが、D-airに搭載された7つのセンサー。
3つの加速度センサー、3つのジャイロスコープ、GPSが1秒間に1000回ライダーの動きや姿勢を読み取り、必要な状況を常にモニタリングしております。

サーキット専用バイク用エアバッグの保護エリア

D-air Racingは、サーキット走行において骨折のしやすい鎖骨付近と首周りを中心にエアバッグが作動します。
胸や背中はハードタイプのプロテクターで保護できる事が多く、快適な操作性や重量を観点に肩・鎖骨付近に最大限の保護を可能とします。

エアバッグは風船みたいに膨らむのではなく、内部にマイクロフィラメントという特殊繊維を使用することにより、均一に膨らませことを実現しました。この技術によりバックプロテクター7枚分の強度を保ちます。
エアバッグ展開後は、約5分かけてしぼんでいきます。
また、エアバッグ自体は国内での交換も可能となっており、最短1~2週間で交換が可能です。(※交換用エアバッグの在庫状況で多少納期は変動致します。詳細は、ダイネーゼ正規代理店にお問い合わせください。)
では、ここからは実際にスタッフが着用した様子をご覧ください。
着用スタッフは174cm/60kgで、普段ジャケットサイズは48サイズを着用しています。今回はレーシングモデルということでタイトフィットの46サイズを着用しています。


レザー自体はシリコン樹脂の加工が施されているD-SKIN 2.0を使用しているため、タイトフィットながら動きやすさと強度を両立しています。
全体的なサイズ感は他モデルとそこまで変わりませんが、エアバッグが搭載されている関係で肩周りが若干タイトフィットです。

今回ご紹介したMISANO 2は全部で25箇所の採寸を行い、最高のフィティングを与えるサイズオーダー・世界で1着のデザインを作成できるカラーオーダーにも対応しています。
納期につきましては、およそ2~3ヵ月前後で納品が可能となっております。(※時期によって多少前後致します。)

ダイネーゼではMotoGPライダーも使用している、オーダーメイド専用のカンガルーレザーモデルMUGELLO RR D-AIR RACING SUITも御座います。気なる方は、ぜひご試着ください!

バイク用エアバッグ製品を見る

D-air®取り扱い店舗を調べる
※記事内の価格、情報は全て作成時点のものです。最新の情報は各ブランドページをご確認ください。
株式会社ユーロギア
記事作成 ユーロギア編集部
「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。
バイク用エアバッグ『スマートジャケット』に合うジャケットとサイズ感について【SMART JACKET】
今回は、コーディネートが自由に行えるスマートジャケットに合わせた、おすすめのジャケットをご紹介。着用姿やサイズ感などご参考にしていただければと思います。
白バイ隊員に正式採用されたワイヤレス式バイク用エアバッグ 「スマートジャケット」を改めてご紹介
警視庁の交通機動隊=白バイ隊員に2022年12月1日より正式採用されたことで注目度が高まっている、ダイネーゼのワイヤレス式エアバッグベスト「SMART JACKET」ですが、改めて店頭にある商品を用いて、その機能性・利便性を紹介します!
バイク用エアバッグ『スマートジャケット』シリーズモデル
リスクの多い公道で万が一事故に合った場合でも、ライダーの身体を守るダイネーゼのエアバッグ。今では、ベスト型だけでなく、様々なラインナップがから、用途や季節によってお選び頂けるようになりました。今回はD-airシリーズを紹介します。
【D-air】バイク用エアバッグが最高レベルの安全である理由 - ハート
今回はバイク用エアバッグのプロテクション能力について紹介したいと思います。D-airの展開時には石のように硬くなり、ハンマーで叩いても大丈夫なほど強固になります。この衝撃吸収を実現したのが、ダイネーゼ特許のマイクロフィラメント構造なのです。
【D-air】バイク用エアバッグが最高レベルの安全である理由 - ブレイン
エアバッグがどのような条件下で起爆するか…。というところが非常に重要になってきます。今回は、バイク用エアバッグ『D-air』の賢さ、優れた知性をご紹介をしたいと思います。
【D-air】バイク用エアバッグが最高レベルの安全である理由 - システム
よくお客様から、「どうやって衝撃を感知しているの?」「ワイヤーはどこにあるの?」と、聞かれることが多いですが、『D-air』は完全ワイヤレス式です。その秘密は、D-airに搭載された7つのセンサーなのです。今回は、バイク用エアバッグ『D-air』が世界最高峰のエアバッグである理由をご紹介します。
【D-air】バイク用エアバッグが最高レベルの安全である理由 - ヒストリー
ダイネーゼのバイク用エアバッグ『D-air』は、ようやく近年になって日本でも正式導入されましたが、それに至るまでに25年以上に渡る研究開発の年月が費やされてきました。今回は、そのヒストリーに触れたいと思います。
【特集】バイク用エアバッグのメンテナンスサイクルと交換方法
エアバッグ付きウェア本体については、ご自身で細心の注意をはらいつつ、メンテナンスも可能です。ここではお客様のエアバッグをながく、安全にお使いいただくためのメンテナンス方法について、詳しく解説します。