ダイネーゼ バイク用エアバッグのプロテクション能力について

（記事 : ダイネーゼ台場 2021年2月28日のブログより）

前回のバイク用ワイヤレスエアバッグの仕組みについてのご紹介にしました。今回はダイネーゼのバイク用エアバッグの保護能力についてご紹介したいと思います

バイクでの事故の場合、風船のように膨らむエアバッグでは体を守ることはできません。そこでダイネーゼは、26年前の1995年からバイク用のエアバッグの開発を進めました。そして今、長年の研究の実績により、独立型の革新的なプロテクションを実現したのです。

現在では誰でもエアバッグが使えるように汎用性、自由度が非常に高いベストタイプのエアバッグがラインナップされております。

バイク用エアバッグベスト 警視庁採用プロ仕様モデル | SMART JACKET

バイク用エアバッグ製品を見る

バイク用エアバッグのプロテクション性能

ダイネーゼのスマートジャケットは胸と背中ともに安全認証を取得した唯一のバイク用エアバッグです。

ダイネーゼのエアバッグ「D-air」はハードプロテクターを使用せずに、胸は EN 1621-4 Lev. 2、及び背部はEN 1621-4 CB Lev. 1を取得しています。

では、なぜダイネーゼのエアバッグのみが安全認証を取得されているのでしょうか…。それはエアバッグの中身に秘密があります。

『マイクロフィラメント』と呼ばれる特許取得の繊維により、エアバッグを均一に膨張させる構造となっています。丸く膨らむことなく、均一にかつ平らに膨らむことで、エアバッグ保護範囲であれば、等しく衝撃吸収力があるのです。

そして、その吸収力の違いですが、一般的なプロテクターの衝撃吸収能力は18kNに対して、ダイネーゼのエアバッグは2kNとなります。

簡単に言うとバックプロテクター7枚分にもなるのです！ダイネーゼのエアバッグはとくにかく硬く膨らみ、しっかりと障害物から体を守ってくれる唯一無二のバイク用エアバッグです。

よくあるご質問の中に、腕やわき腹はエアバッグが膨らまないのですかということを伺います。こちらにも理由があります。
エアバッグの保護面積を広げることで、膨らむスピードが遅くなり衝撃が来る前にエアバッグの起爆が間に合わなくなることを防ぐためです。

また、早く展開するためにボンベを追加する選択もあり、重量が重くなってしまうためです。

たしかに、全体カバーしてくれるに越したことは有りません。しかし、ダイネーゼは人間の急所（命に関わる部分）のみに限定してエアバッグが展開するようになっております。

店頭でスマートジャケットのご試着もできますので、ぜひ一度ご検討くださいませ。

※記事内の価格、情報は全て作成時点のものです。最新の情報は各ブランドページをご確認ください。

株式会社ユーロギア

記事作成　ユーロギア編集部

「モーターサイクル」「スキー」「自転車」等、アクティブスポーツを楽しむ方のためのセーフティギアを取り扱い。海外の複数スポーツブランドの総代理店として、全国に専門店を展開中。他、これらのスポーツを楽しむためのイベント開催も。